👬 1章3:どうしたら、神を愛する出発点に立てるのか?(弟子になる 連載3)

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どうしたら、神を愛する出発点に立てるのか?

信仰の中で最も大切なことは、「神は、ご自分の御子を与えるほどに、あなたを愛しておられる」(ヨハネ3:16参照)ことを信じることです。「クリスチャン」と言われる人たちの中でも、多くの者が「神に愛されている実感がない」と思っているものです。それだけならまだしも、神に対して苦い思いを抱いているクリスチャンの人たちが意外と多いのも事実です。かく言う私も、神に愛されているとは思えないという時期を通過したことがあるので、偉そうに誰かを告発するつもりはありません。どうにかして、このような状態から解放されてほしいからこそ、この文章を書いているのです。

神に愛されているという思いがなければ、神に喜んで応答することは困難でしょう。ましてや、「キリストの弟子となる」ことについては「今は考えられない」と思うのも無理はありません。では、どうすればいいのでしょうか。その答えもやはり、「キリストについて聞き続けること」です。キリストについて聞き続けていると、あなたが自分の偏見や先入観から解放される時が必ず来ます。それを聖書では「養われ」ると言います。

そのことについて、ペテロは次のように言いました。「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです」(Ⅰペテロ2:2)。「私たちの主であり、救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい」(Ⅱペテロ3:18)。つまり、キリストについて聞き続ければ、キリストに対する信仰も成長するのです。

神があなたを愛されていることは、聖書の中に多く見つけることができます。あなたは、そのようなみことばのミルクを飲み続けて、信仰を成長させる必要があります。まだキリストの愛が分からないという方々のために、キリストの愛について理解が深まるように、また、その愛を体験できるように祈ります。

神が、あなたを愛しておられることを解き明かす教仕や牧仕、伝道者のメッセージを聞き続けてみてください。そして、「キリストを信じる信仰を与えてください」と祈り求めてください。そうすれば、神は必ずあなたの願いに答えてくださいます。

なぜなら、聖書にこのように書いてあるからです。「何事でも神のみこころにしたがって願うなら、神は聞いてくださるということ、これこそ神に対して私たちが抱いている確信です」(Ⅰヨハネ5:14)。神があなたを愛しておられることを知るのは、神のみこころの出発点です。もちろん、神はすべての人がそのことを知ることを願っておられます。

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この記事を書いた人

桜井 知主夫のアバター 桜井 知主夫 プロテスタント・キリスト教会、ジーザス・コミュニティ国分寺の牧者

やさしく学べるクリスチャンブログにようこそ! 私は、東京にあるプロテスタント・キリスト教会、ジーザス・コミュニティ国分寺の牧者の桜井知主夫(さくらいちずお)です。今まで、3つの教会に牧者として仕えて30年になります。’99に現在の教会を開拓する機会に恵まれ、今日に至ります。聖書的クリスチャンライフをわかりやすく説明します。

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